これまでの説明をまとめると下記のようになります。 胸腔鏡下生検は安全で確実な診断方法であり、 CT所見から肺癌の可能性が高い場合にはお勧めします。 仮に検査の結果が肺癌ではなかった場合でも、 「肺癌ではなかった」という確 […]
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IA-IIIA期非小細胞肺癌が強く疑われる場合には胸腔鏡下生検をお勧めします。 胸腔鏡下生検により確実な診断が可能です。 また段階的に気管支鏡やCTガイド下肺針生検を行うよりも 診断結果が得られるまでの期間が短縮できるた […]
肺癌が強く疑われる場合には、診断と並行して病気の広がり・進行度(病期)を調べることが重要です。 肺癌の8割以上を占める非小細胞肺癌(腺癌・扁平上皮癌・大細胞癌)では病期に応じて治療方針が異なるためです。 肺癌の病期を調べ […]
胸部レントゲンで異常を指摘された方にはCT検査を行います。 「肺癌を疑う」CT所見には、 大きさ・部位・辺縁の性状(けば立ちやひきつれ)・濃度(周囲の淡いスリガラス)などがあります。 これらの所見を総合して、『肺癌の可能 […]
気管支鏡やCTガイド下針生検では確定診断をつけることが 困難であると判断された場合、CTを用いた経過観察が行われることがあります。 次回のCT検査までの期間は腫瘤の性質によって異なります。 おおむね1-3ヵ月後に再検査を […]