微小肺病変に対する切除支援気管支鏡下肺マッピング(VALMAP)法を用いた肺縮小手術後の患者における予後調査
「微小肺病変に対する切除支援気管支鏡下肺マッピング法(VALMAP法)を用いた肺縮小手術後の患者における予後調査」 に関するお知らせ
この度、東京大学医学部附属病院 呼吸器外科では、以下の研究を実施することになりました。を実施することになりました。
【研究課題名】
「微小肺病変に対する切除支援気管支鏡下肺マッピング法(以下、VALMAP法)を用いた肺縮小手術後の患者における予後調査」
【研究施設名及び本学の研究責任者氏名】
本研究は東京大学医学部附属病院を含む19施設で実施されます。東京大学医学部附属病院の責任者は以下のとおりです。
東京大学医学部附属病院
呼吸器外科 講師 佐藤雅昭
担当業務:研究の統括、データ収集、データ解析
なお、他の研究参加施設については別紙をごらんください。
【研究期間】
東京大学医学部倫理委員会での承認後、2018年3月31日まで
2019年02月22日に研究期間を2020年12月31日に延長することを承認
【目的】
この研究は、これまでにVALMAP法を用いた手術を受けられた患者さんのその後の経過(特に局所再発の様子、その他、呼吸の状態など)を調べる事を目的としています。
【意義】
これまでの研究では、VALMAP法が手術時の正確な腫瘍切除に有用であることが示されました。しかし、VALMAP法を用いた手術の後の、長期的な患者さんの予後は、まだわかっておりません。この研究を実施することで、VALMAP法を用いて手術を行った患者さんの再発の様子や呼吸の機能など生活の様子を明らかにすることができ、VALMAP法をより発展させるために重要な情報が得られます。
【方法】
この研究では、2013年1月から2018年3月までに、VALMAP法を実施された患者さまの現在の状態について調査を行います。対象となるのは研究代表者が実施した多施設共同研究(2012年〜2018年3月)、*及び先進医療B**(2016年8月〜2017年7月)に参加された患者さんで、調査項目は個人情報を含まない医学的な情報(実施年月日、再発の有無、現在の健康状態)です。
*研究名「微小肺病変に対するバーチャル気管支鏡ナビゲーションを利用した術前気管支鏡下マーキング」
**研究名「微小肺病変に対する切除支援気管支鏡下肺マーキング法の非対照非盲検単群試験」
さらに、具体的な内容を知りたい方は以下の連絡先までご連絡ください。
【個人情報の保護】
あなたの情報やデータは、解析する前に氏名、住所、生年月日等の個人情報を削って任意の識別番号を付与することで、どなたのものかわからないようにした上で、東京大学医学部附属病院 呼吸器外科にて研究代表者である佐藤雅昭が厳重に保管します。データの授受はセキュリテイの管理されたメール及び研究責任者がパスワードで管理する外部との接続のないパソコンで行い、研究の後はCD/DVDに保管されます。ただし、必要な場合には、研究代表者及び責任者が、識別番号とあなたを対応させる操作を行い、結果をあなたにお知らせすることもできます。
また、今回の研究で得られた結果は、個人が特定できない形式で医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがあります。収集したデータは厳重な管理のもと、研究終了後5年間、あるいは論文公表後3年間保存され、その後は識別番号を消去した上で、データの破棄を行います。なお研究データを統計データとしてまとめたものについてはお問い合わせがあれば開示いたしますので下記までご連絡ください。
この研究に関する費用は日本医療研究開発機構から支払われており、本研究について開示すべき利益相反はありません。なお、あなたへの謝金はございません。
この研究のためにご自分(あるいは家族)のデータを使用してほしくない場合は、主治医にお伝えいただくか、下記の連絡先まで、2018年12月末までにご連絡ください。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承を頂いたものとさせていただきます。
2018年10月26日
研究代表者及び東京大学医学部附属病院の責任者名
呼吸器外科 講師 佐藤雅昭 電話03-3815-5411(内線33302) FAX 03-5684-3989 Email:satomasa@kuhp.kyoto-u.ac.jp |