胸腔鏡下生検

ほぼ100%の感度、特異度があります。
全身麻酔を必要とします。
したがって他の検査では診断が得られない患者さん、肺癌が強く疑われる患者さんが対象となります。
胸に3箇所小さな切開(1-2cm)を行って胸腔鏡と呼ばれるカメラを用いて操作します。
迅速病理診断を併用して手術中に診断結果を知ることができます。
診断結果が肺癌(非小細胞肺癌)であった場合、胸腔鏡下生検にひきつづき
根治的な手術を行うことが可能です。

すなわち胸腔鏡下生検は診断と治療を兼ねています。
治療は入院して行います。
生検のみであれば手術後数日で退院可能です。

Figure11.1
写真①)胸腔鏡手術の際の3箇所の皮膚切開

Figure11.2
写真②)胸腔鏡を挿入し、胸腔内の様子をテレビ画面に映し出して手術を行います。

Figure11.3
写真③)部分切除された検体、迅速病理診断にて腺癌と診断されました(矢印部分)。
引き続き肺葉切除、リンパ節郭清が施行されました。